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用語の説明 | ||
ア | 後染め(あとぞめ) 洗い張り 袷(あわせ) アンサンブル 行灯袴(あんどんばかま) |
白生地の上から柄を染めたもの。 着物をほどきなおして水を通し洗ったあと、板に張って糊 を付け布目を通す作業。 裏地を付け二重に仕立てたもの。 同素材で仕立てた、きものと羽織のセット。(作務衣+ちゃんちゃんこなど) 袴の形で、足が両足に分かれていないスカート状の袴。美夜古では座禅用に使用。 |
イ | 居敷き当て(いしきあて) 色衿(いろえり) 色足袋(いろたび) 色抜き(いろぬき) 色無地(いろむじ) |
長襦袢やひとえのきものの下半身につける四角い布。白や薄いものは透け防止にも。 地色のついた半衿。無地や刺繍、絞りの入ったものも有る。 色や柄の付いた足袋。ふだん着に合わせる。 染め直しをする際に薬剤を使って、染めてある色を抜くこと。 無地や地紋のある生地を一色に染めたきもの。 |
ウ | 薄衣(うすぎぬ) 薄物(うすもの) 裏衿(うらえり) 上前(うわまえ) |
夏用に使われる、細い糸 で織り上げた薄い織物。 絽や紗などが有る。 紹や紗などの透ける素材のきもの。 7、8月の盛夏に着る。 単衣仕立ての場合、裏地がないので衿部分の裏として付ける布。 きものを着て前で合わせたとき、上になる部分。(手前から見ると左 の前身頃) |
エ | 衣紋(えもん) 衣紋掛け(えもんかけ) 衿芯(えりしん) |
きものの衿の、首の後ろ側の部分。 きものをかけておく道具。 衿の内側に入れる芯。 |
オ | おはしよリ 帯つき(おびつき) |
きものを着たときに、腰紐を使ってたくし上げた部分。ここで身丈を調節する。 きものを着て帯を結んだ状態。羽織やコートなど、上着を着ていない。 |
カ | 角帯(かくおび) 掛け衿(かけえり) 肩上げ(かたあげ) |
男ものの帯。生地が硬く、幅が狭い きものの衿の上に、汚れを防ぐ目的でつけてある衿。 子どものサイズに合わせて、肩幅の部分をつまんで調節し、成長に合わせ肩幅を伸ばす。 |
キ | 吉祥文様(きっしようもんよう) キヤラコ 巾着(きんちゃく) |
松竹梅や鶴亀、宝尽くしなど縁起のよい文様。 足袋によく使われる目の詰まった白の木綿生地。直接文字など書いてもにじまない。 紐を通して口を絞った袋物、作務衣と同素材で作っています。 |
ク | 鯨尺(くじらじやく) | 和裁用の長さの単位。一尺が約37 ・5センチ。 |
コ | 腰上げ(こし転げ) 腰板(こしいた) こはぜ |
子どもの身丈に合わせて腰の部分で縫い上げ、成長に合わせておろしていく。 袴の後ろ側にある台形の板。 ここが背にぴったり付くように着る。 足袋を留める爪形の金具。 |
サ | 先染め(さきぞめ ) 晒し(さらし) |
先に染めた糸を使って生地を織り、柄を出したもの。代表的なものは紬。 さらし木綿の略。平織りの綿布をさらして漂白したもの。吸湿性がよく、肌着や褌などに最適。 |
シ | 地色(じいろ) 下前(したまえ) 紗(しや) 上布(じようふ) |
本体の色、全体の基 本になっている色。 きものを合わせたときの下になる側、手前から見ると右の前身頃 。 織り目が粗く透け感があり、通気性の良い夏用の生地。絹織物。 細い麻の糸を用いて平織りにした織物。 |
セ | 背守り(せまもり) 仙台平(せんだいひら) |
一つ身のきものの背中につける飾 りや飾り縫い。「背縫いのないきも のを着ると魔が差す」といわれ、そのため背縫いのない一つ身の
きものに縁起柄などつけた。 絹の袴地。織るときに縦糸を槌打ちにするか、水に浸して打ち込み、生地のしまりをよくしたもの。 |
タ | 伊達衿(だてえり) 畳紙(たとうし) |
重ね衿とも。半衿ときものの衿との間に重ねるもので、きものを重ねて着ていたことの名残。 和紙で作られた、きものを入れて 保管するもの。 |
チ | 力布(ちからぬの) 昼夜帯(ちゅうやおび) 縮緬(ちりめん) |
縫い目などに補強のためにつける小布。または裾よけの上のさらし部分。 表と裏が別生地で、リバーシブルになった帯。腹合せ帯とも言う。 表面にしぽのある絹織物など。 |
ツ | 対丈(⊃いたけ) |
おはしよりをしないで着るきもの。 またはその着方。 |
ト | 共衿(ともえり) | 共布で作られた掛け衿のこと。 |
ナ | 長着(ながぎ) 長襦袢(ながじゅばん) |
きもののこと。 きものの下に着るもの。半衿を掛け、対丈で着る。 |
ヌ | ぬき衣紋(ぬきえもん) | 衣紋をかなり抜いて着る着方。 |
ハ | 羽裏(はうら) 羽織(はおり) ばち衿(ぱちえり) 半衿(はんえり) |
袷羽織の裏地のこと。脱いだとき粋に見えるように、凝ったものを付けること が多い。 きものの上に着る上着。打ち合いは無く、飾り紐でとめる、お洒落と防寒用に。 女ものの衿の仕立て方。衿幅が衿先に向かって広がり、3味線のばちに形が似ていることから。 長襦袢にかける衿。きものの衿と首の間に見え、お洒落と長襦袢の汚れを防止。 |
ヒ | 単(ひとえ) 比翼(ひよく) 広衿(ひろえり) |
裏を付けずに仕立てたきものなど。 装飾用の2まい重ねの布処理。たとえば2重蓋のようなもので、トンビの前釦などに使用。 広めの幅に仕立て、着るときに好みの幅に折って着る。 |
フ | 施(ふき) 振袖(ふりそで) |
衣類の裾や抽口など2枚合わせの片側を少しずらして、緑のように仕立ててある部分。 未婚女性の正札装。長い袖と絵羽模様が特徴。 |
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